今年読んだ本の中から印象に残った10冊

 いよいよ09年も歳の暮れ。 今年読んだ本の中から印象に残った10冊を選んでみました。

まず、生物・脳科学関係で
世界は分けても分からない 福岡伸一    講談社現代新書
単純な脳・複雑な脳    池谷裕二    朝日出版
寿命論          高木良臣    NHKブックス
 「寿命論」は、人間のDNAのうち、身体を作るタンパク質をコードしているのは約2%(高級動物ほどこの比率が低い)、他は、遺伝子が発現しないよう抑制をしている。という話でした。

経済関係で
金融大崩壊        水野和夫    NHK出版
スラム化する日本経済   浜 矩子    講談社α新書
グローバル恐慌      浜 矩子    岩波新書
失われた<20年>     朝日新聞取材班 岩波書店
経済物理学の発見     高安秀樹    光文社新書
 「経済物理学の発見」では、お金の機能を再認識しました。

ノンフィクシヨンから
フェルマーの最終定理   サイモン・シン 新潮文庫
今年読んだ小説から、少し古いのですが
博士の愛した数式     小川洋子
面白く読めました。