2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年読んだ本の中から印象に残った10冊

いよいよ09年も歳の暮れ。 今年読んだ本の中から印象に残った10冊を選んでみました。 まず、生物・脳科学関係で 世界は分けても分からない 福岡伸一 講談社現代新書 単純な脳・複雑な脳 池谷裕二 朝日出版 寿命論 高木良臣 NHKブックス 「寿命論」は、人…

ぼくらの頭脳の鍛え方

『ぼくらの頭脳の鍛え方』(立花隆、佐藤優著、文春新書、09年10月刊)という本を図書館で見つけ読んでみました。 両者ともに凄い蔵書家で、立花さんは7〜8万冊くらい、佐藤さんは1.5万冊くらいの蔵書を持ち、毎月の本の購入代はほぼ10万円だそう…

日本はなぜ貧しい人が多いのか

経済のグローバル化について、参考本を探していて、面白い本を見つけました。 『日本はなぜ貧しい人が多いのか』(原田泰著、新潮選書、09年9月刊)です。グローバル化だけでなく、経済全般に関して、世間に流布している通説について、図表(データ)を使…

続『日本はなぜ貧しい人が多いのか』

『日本はなぜ貧しい人が多いのか』から話題を紹介、続編です。 1. 国際競争力と国民の豊かさ 少し変わった観点で説明しています。 日本の輸出の世界シェアの伸び率を横軸に、一人当たりGDPの伸び率を縦軸にとり、1978年から2000年までの両者の関係を…