2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

星火瞬く

先日話題に上った葉室麟の本を図書館で見つけ、借りて読みました。『星火瞬く』(講談社、11年8月刊)です。 安政6年、シーボルトの再来日に同行した彼の息子アレクサンダー・シーボルトが語り部になり幕末の日本を語る小説です。 ロシヤの軍艦ポサドニ…

世界経済危機 日本の罪と罰

『世界経済危機 日本の罪と罰』(野口悠紀雄著、08年12月刊ダイヤモンド社)に目を通しました。 まず【 】内に、著者の結論部分を引用します。 著者は今の世界経済をどう見たか。 【「アメリカの投資銀行モデルは崩壊した」と言われる。たしかに「巨額の…

ケインズとハイエク

『ケインズとハイエク』(松原隆一郎著、11年12月刊講談社新書、)を、大学図書館の新着本の棚に見つけ借りてきました。 ケインズ(1883〜1946)とハイエク((1899〜1892)は19世紀末のケンブリッジとウィーンに生まれたが、やがてハイエクが渡英、1…