2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル』

野口悠紀雄著『ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル』(新潮社05年9月刊)という本を読みました。週刊新潮に04年4月から05年6月まで連載したコラムをまとめたものですが、一寸面白い趣向の本ですから、ご紹介します。 全体は3部に分かれ、第一…

アスベスト問題(続き)

クボタは工場から1kmの範囲の住民にアスベスト被害の補償をするとTVが報道しました。 でも、企業の責任は勿論ありますが、もっと大きな責任は行政にあるのでは?【ILOは86年、「石綿の使用における安全に関する条約」を採択した。日本はこれまで20年…

アスベスト問題

雑誌を見ていたら、スケートの清水宏保選手の話が出ていた。肺活量が2700 ccしかなく、子どもの時ぜんそくで苦労したと言うことだ(この肺活量で世界記録を出すアスリートになったのだから凄い努力家だろう)。 私も、子どもの時から肺活量は小さかっ…

祖国とは国語(続き)

3.大局観と教養 例えば日本の食料を考えてみよう。穀物自給率を見ると、昭和35年に82%だったものが平成9年には28%にまで激減している。ちなみに他の先進国では、その間、フランスが116%から198%、ドイツが62%から118%、日本と同じ…

祖国とは国語

藤原正彦さんの『祖国とは国語』という本を読みました。03年4月講談社から出た本が、今年の1月1日新潮社から文庫(¥420)として出版されたものです。 3部に分かれ、第一部は国語教育絶対論、要するに、小学校の教育は「一に国語、二に国語、三.四…

野口悠紀雄さんの本とホームページ

卒論に取り掛かる前に、データをインターネットで集める手法をチェックしておこうと、「そう言えば、野口悠紀雄さんがその手の本を出していた」と、図書館で著者名で検索しました。「インターネット超活用法2001」(講談社)でした。ホテルやレストランの案内…