2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『利休にたずねよ』

『利休にたずねよ』(山本兼一著、08年11月PHP刊)を読みました。 この本、第140回直木賞受賞で、半年ほど前、読みたいと思い東図書館で予約したら「現在180人あまり予約者がいます」ということでした。 先日、「ご予約の本が用意できました」と、…

世界を知る力

以下は寺島実郎さんの『世界を知る力』(10年1月刊、PHP新書)の要旨紹介です。21世紀の日本を展望して、こう述べています。 【日本には、いまでも、世界レベルのシンクタンクと通信社がない。・・・時事通信、共同通信が世界に派遣している特派員の数…

続・変わる世界、立ち遅れる日本

【09年夏に(世界の)景気が回復すると、・・・景気後退から真っ先に抜け出した富める国は、製造業大国である日本とドイツ、それにフランスだった。これらの国は、アメリカより3ヶ月、イギリスより6ヶ月も早く回復したのである。 しかし、(今後、日本が…

変わる世界、立ち遅れる日本

岩波新書と講談社新書を2冊ずつ読んだので、今度はPHP新書を2冊購入して読みました。『世界を知る力』(寺島実郎著、10年1月刊)と『変わる世界、立ち遅れる日本』(ビル・エモット著、10年3月刊)です。 寺島さん(1947年生まれ)は、多摩大学…

『孫の力』

『孫の力』という中公新書の1月の新刊を読みました。著者の島泰三さんは「サル学者」。 【ジイジはサル学者。野生のサルを1日12時間追跡する生活を、3年続けたこともある。そのねばり強さで、孫娘の誕生から6歳までの成長を観察した記録が本書だ。「ヒ…