2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

反貧困

「反貧困」(湯浅誠著、岩波新書、08年4月刊)という本を読みました。先日、NHKの特集番組で、著者の湯浅さん(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長)と、大学の先生、それに経団連の役員の3人の討論が放映されていたが、湯浅さんの…

司馬遼太郎と三つの戦争(続)

次が太平洋戦争。日露戦争の勝利から太平洋線の敗北まで、ご存知のようにわずか40年です。 『とりわけ、ノモンハン事件は深刻です。 これは国家間の戦争にまでは拡大しませんでしたが、戦争が示す以上のものを日本・日本人に残しました。ダメな日本・日本…

司馬遼太郎と三つの戦争

「司馬遼太郎と三つの戦争」(青木彰著、04年3月刊、朝日選書)という本を読みました。先日,別の本を探しに高島屋の三省堂に行ったとき目にとまり、「これは面白そうだ」と衝動買いしたのです。筆者の青木さんは、産経新聞で司馬さんの一年後輩で、生涯の…

男と女のお話

【アリマキはメスの仕様から、一段階、あえて減らすことを行った。2本あるX染色体をひとつ捨てることにしたのだ。XX型がX型になる(X0型と表記)。X0型になれば、文字通り情報量は半減する。情報量が半減すれば、そこで作られるたんぱく質量も・・・半減す…

男と女のお話

「男と女のお話」というのは、日吉ミミの演歌だが、「できそこないの男たち」(福岡伸一著、光文社新書)を読んで、この書は「男と女のお話」という題にすればもっと売れるのでは?と思いました。とても興味深いので、少し長くなりますが、以下、紹介します。…