2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

容疑者Xの献身

『容疑者Xの献身』(東野圭吾著、文春文庫)を読みました。 著者の東野圭吾氏の名前は20年以上前から知っていましたが、作品を読んだのは今回が初めてです。二十数年前、当時、中部IE協会なる組織に顔を出していまして、IEの大先達デンソーのOさんの…

ゆらぐ脳(2)

【池谷博士が研究を語るのが面白い】 実験科学は「相関関係」を発見するのであり、「因果関係」を証明するものではない。 仮説を立てる訓練は、サイエンテイストに欠かすことはできません。 仮説を立て、戦略を立て、定めたゴールに到達するようにプロセスを…

ゆらぐ脳

池谷裕二、木村俊介著『ゆらぐ脳』(文芸春秋社、08年8月刊)を読んでいます。 池谷さんは以前紹介しました『海馬』、『進化しすぎた脳』、『記憶力を強くする』の著者、最前線の脳科学者。木村さんは、ジャーナリストで週刊文春に『仕事のはなし』を連載…