2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

乾山晩愁

葉室麟著『蜩ノ記』が話題になっていますので、読んでみようかと、県立図書館に行ってみると、やはり貸し出し中で予約も入っているようです。そこで、葉室麟の棚を観たら『乾山晩愁』なる本が目に留まりました。 どうやら葉室麟の処女作らしい。05年10月…

クラウドの未来

『クラウドの未来』(小池良次著、12年1月刊、講談社新書)を大学図書館の新着本の棚にみつけました。 著者はサンフランシスコ郊外に在住。米国に居て実感ずる「未来のクラウド」を論じています。 私は「クラウド」について、個人的なデータを、プロバイ…

震災後

『震災後』(副題が「そろそろ未来の話をしようか」)を読みました。作者は、福井晴敏、11年11月(小学館)の刊行です。著者は『亡国のイージス』や『終戦のローレライ』などの作品で知られる。推理小説作家。 週刊誌に昨年の6月から11月にかけて連載した小…

歌謡曲から「昭和」を読む

『歌謡曲から「昭和」を読む』(なかにし礼著、11年12月刊、NHK新書)を読みました。以下、印象に残った記述。 【まったく不思議な符合としか言いようのないのだが、歌謡曲は初めから終りまで、「昭和」という時代とぴったり重なっている】 【歌謡曲…