2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

走る大作家

積雪13センチの10日 村上春樹の『走ることについて語るときに 僕の語ること』という本を、読み終りました。 私は、「村上春樹」という作家の名前は知っていましたが、彼の小説は読んだことがありません。 まして、彼がマラソンのマニヤと言ってよいほど…

戦争する脳2

PTSD(外傷後ストレス症候群、ヴェトナム戦争帰還兵に高い頻度で出現した)と自殺者の関連についてもこう述べています。 【1998年に、それまでは年間2万人程度であった自殺者が、3万人まで跳ね上がって、すでに10年近くが経過している。つまり、…

戦争する脳1

本屋を冷やかしていて「戦争する脳」(平凡社新書、計見一雄著、07年12月刊)という本を見つけました。「脳」という文字を見ると、直ぐ買いたくなる癖があって、つい買ってしまいました。 「戦争をしているとき人間の脳の内部でどのような信号のやり取りがあ…