「ミクロ経済学入門の入門」(坂井豊貴著、2017年4月岩波新書)

を読んだ。
ミクロ経済学を数式でなく、グラフで説明している本だ。
 ミクロ経済学は、一人一人の消費者や一つ一つの企業といったミクロな経済主体から、マクロな市場やそこでの政策効果を分析する学問である。
 現代の標準的な経済学では、どの応用分野もミクロ経済学の基礎の上に学問を積み上げている。
坂井豊貴の『ミクロ経済学入門の入門』が面白かったので、、同じ著者の『マーケットデザイン』‘ちかま新書2013年9月)を市立と舎監で借りてきた。
m−ケットデザインとは、「市場の設計」、つまり、どのようなルールで動く市場が望ましいかを論ずる経済学だ。
「市場の失敗」という言葉がある。これはかなり乱暴な言葉お使い方です。なぜなら、その云い方の背景には、本来なら市場はうまくいくはずだという根拠のない前提があるからです。という。