賢者のデジタル

 今『賢者のデジタル』(山根一真著、07年8月刊、マガジンハウス社)という本を読んでいます。

 興味あるサイトの紹介がありましたので、皆様に紹介します。

 最初は、イラク戦争の戦費が時々刻々増えていく状況のサイト。

http://edit-real.com/esaka/archives/2003/08/cost_of_the_war.html

 およそ、6分ごとに100万ドル増えるそうです。

 次は、日々増えていくイラク戦争での米兵戦死者の顔写真一覧。ワシントン・ポストのサイトです。

http://projects.washingtonpost.com/fallen/

 顔写真をクリックすると、出身地(Google Map付き)、年齢、戦死時の状況などが示されます。

 【「9.11」の報復の口実として始めれたイラク侵略戦争だが、それはお門違いで、小泉首相が口を尖らせて答弁した「大量破壊兵器」の存在もうそだった。にもかかわらず、自民党公明党の政権はこの戦争でブッシュを強く支持し続けてきた。少なくとも、4000人に迫る若者たちの人生を葬り続けている責任の一端は自公政権にもある。ちなみにイラク戦争の戦費は、すでに4300億ドルを超えた。これだけのカネを温暖化対策に投じれば人類の危機を救うために相当の効果が得られたはず。政治家の選び方ひとつで、国や世界が破滅に向かうことを、この二つのホームページは物語っている】とは山根さんの言。

 そんなこと、自分には関係ないと思う方へ。

 イラク戦費が刻々増加していることが、USドルの信用を落とし、世界は、米国への投資をあきらめ、投資を資源に振り向けている。このため原油は100ドルをつけ、農産物価格は急騰。

 菓子パンも先月値上がりしました。決して私たちの生活と無縁ではないと思います。