『知の英断』(NHK新書、2014年4月刊)

ジャーナリストの吉成真由美さんhttp://search.seesaa.jp/%E5%90%89%E6%88%90%E7%9C%9F%E7%94%B1%E7%BE%8E/index.html
がエルダーズのメンバーにインタヴューした記録を本にしたものです。
エルダーズとは、ネルソンマンデラ氏の提唱で、結成されたグループですが、07年7月19日の朝日の記事を、まず紹介します。
マンデラ氏、カーター氏らが人道組織「エルダーズ」設立 [朝日新聞]2007年7月19日

南アフリカマンデラ前大統領、アナン前国連事務総長、カーター米元大統領が国際的な人道グループ「エルダーズ(年配者たち)」を設立。

マンデラ氏の言葉
「不安があるところは勇気を支援し、紛争があるところは合意を育み、絶望があるところには希望を与えるだろう」

そうか、不安には勇気か。
勇気って言葉には、無謀というイメージがつきまとうんだけど、
不安とセットになると、良い言葉だなぁ。

ただし、どの行動にも「智慧」がないと悪く転がるよね。
年配者の叡智、信じたいものです。
対談相手は、
ジミー・カーター;「戦争をしなかった唯一の米大統領
ファエルナンド・カルドーゾ;50年続いたハイパーインフレを数か月で解消した元ブラジル大統領
グロ・ハーレム・ブルントラント:1939年オスロ生まれ、ノルウェイ発の女性首相98〜03年WHO事務局長
メアリー・ロビンソン:1944年生まれ、アイルランド津の女性大統領。国連人権高等弁務官
マルッテイ・アハチサーリ:1937年カレリヤ生まれ。93〜2000フィンランド大統領2008年ノーベル平和賞受賞。
リチャード・ブランソン:1950年宇前、雑誌「スty−デント」ヴァージン・アトランチック航空設立、冒険家。1991年宮崎県都城市から気球でカナダ北部へ太平洋横断。