「日本縦断こころ旅」

東栄駅

というテレビ番組がある。火野正平が出演しているNHKBSの番組だが、自転車で全国を旅する。時々『輪行』という言葉が出てくる。最初、私もいm気賀わからなかったが、見ていると「自転車を持って電車で予行することを言うらしいい。いつからそんな言葉が使われるようになったのだろう。
 そう思っていたら、図書館で「輪行」の解説書を見つけた。
『鉄道で広がる自転車の旅』(田村洋著、平凡社新書、2010年4月刊)である。
鋼板に、著者が体験した輪行の旅のうちおすすめコース5本が載っていた。
1. 日本最後の清流、四万十川を目指す輪行の旅
2. 廃線跡の「メイプル耶馬サイクリングロード」
3. 「空輪」で日帰り大島一周
4. 長良川に沿って「うだつ」の街へ
5. 「秘境駅」を目指す輪行の旅(飯田線)
ちらっと目に入った東栄駅に胸がときめきます。鬼の面をかたどった駅舎が奇抜・・・

東栄は私の郷里、思わず惹き込まれて読み続けました。
 豊橋駅前のビジネスホテルに一泊、翌日東栄駅に戻り(臨港)茶臼山駅まで線路沿いに走ったそうです。
著者によると、
「自転車はすばらしい性能を持つ乗り物なのですが、国内に8000万台あるといわれる自転車のほとんど「ママチャリ」です。ママチャリとは、「速く、遠くまで、快適に移動する」という、乗り物に本来望まれるであろう性能を犠牲にした自転車なのです。」とのこと・
自分も折りたたみ自転車を買って、来年あたり、「輪行」をやってみようか