発想法

岩波新書「技術の街道をゆく」

(畑村洋太郎著、2018年1月刊)を読んだ。 はじめに 「失敗学」の著者は、司馬遼太郎の「街道をゆく」を愛読しているという。こお50年、技術の現場を他z根、現地、現物、現人の「3現」を歩いた「技術の街道をゆく」で筆写なりの「街道をゆく」を 試…

「ハイデガー『存在と時間』入門」

(轟孝雄著、2017年7月講談社現代新書)を大学図書館で欠いた。とても難しい本だった。序論だけ(60p)読んで、「これはわからない!」とあきらめてしまった。 。 まず、「存在の意味は時間である」の意味です。 たとえば「鳥が存在する」を考える場合…

『福岡ハカセの本棚』

(2012年12月、メデイアファクトリー)を見ました。 2011年5月から2012年3月、ジュンク堂池袋本店で開催された「動的書房」を本にしたものです。作家や学者が自分の愛読書をあつめて作る「作家書店」その15代目店長になったハカセはその初…

梅棹忠夫

『梅棹忠夫』(山本紀夫著、中公新書2012年11月刊)を図書館で見つけて読んでみました。梅棹さんは、ものの考え方という点で、私が大きな影響を受けた人です。 梅棹さんを知るきっかけ 梅棹さんは、昭和32年、雑誌中央公論2月号に「文明の生態史観序説…

定年後の勉強法

『定年後の勉強法』(和田秀樹著、ちくま新書、2012年9月刊)という本を読みました。 著者は、1960年生まれ、精神科医ですが、「大人のための勉強法」などの著書があり、受験アドバイザーとして知られているから、才人なのだろう。 読了して思った…

クラウド「超」仕事法

『クラウド「超」仕事法』(野口悠紀雄著、講談社2011/11月刊行)を読んでみました。 「クラウド」という言葉は、大分前に紹介したことがあると思います。データ(ソフトも)を自分のパソコンのハードデイスクでなく、グーグルやヤフーなどIT企業のコンピ…

40歳からの知的生産術

『40歳からの知的生産術』(谷岡一郎著、11年1月刊ちくま新書)を読みました。 何故この本を読んだのかというと、図書館の書棚で見つけて、パラパラと序文のページを見ると、時間をどう管理するかを書いている。「知的生産」について書かれた本は多いが…