2007-01-01から1年間の記事一覧

次世代ウェブ グーグルの次のモデル

5月8日のNHKクローズアップ現代はブログを取上げていました。番組の中で「世界中のブログの3分の1は日本人が書いている」と言う。 日本人の文化的レベルは想像以上に高いのかも? ゲストに佐々木俊尚さんが登場した。ウェブ関係を得意とするジャーナリ…

あみだ籤は何故あみだ籤か?

『数学的ひらめき』(芳沢光雄著、光文社新書)という本を読みました。 一番面白かったのは、「あみだ籤」についての解説でした。1.「あみだくじ」は何故「あみだくじ」というかご存知ですか? 【あみだくじは、室町時代から行われていたが、今日のくじと違…

「いま」は常に過去?

『進化しすぎた脳』(講談社ブルーバック、07年1月刊)という本を読みました。 副題が「『中高生と語る「大脳生理学」の最前線』とあるように、筆者の池谷裕二氏 が、02年12月アメリカに招かれニュヨークの高校生を相手に脳の講義をした記録 だそうで…

小泉史観?

今や昭和史研究の第一人者の観がある保阪正康さんの『「靖国」という悩み』(毎 日新聞07年1月刊)という本を図書館の書棚で見つけて読みました。『サンデイ毎 日』06/07/02から07/10/15までの連載に、『現代』や『世界』に執筆した文章を加 えたものです…

小泉史観?

レクイェム

『レクイェム』(NHK出版、07年1月刊)という本を読みました。著者は伯野 卓彦さん。NHKチーフプロデューサーで、「プロジェクトX」を制作された方で す。 題名の「レクイェム」、鎮魂歌とは何に対する鎮魂歌か?国有化され今はその名の 消滅した…

ユーロランドの経済学

浜紀子さんの著作に関心をもち、図書館で「ユーロランドの経済学」(01年1月刊行)を借りてきました。 いささか、データが古い憾みはありますが、最近のユーロ高から、改めてユーロを見直したいという思いには答えてくれました。 EU幹部にはお気に召さな…

沈黙のファイル

『沈黙のファイル』という本を本屋の棚で見つけました。共同通信社社会部の編で、副題が、「瀬島竜三」とは何だったか、とありましたので、つい手にとってみて買ってしまいました。96年の刊行ですが、99年に新潮文庫になりました。 ご承知のように、瀬島竜三…

経済の三角形

中日新聞の寄稿を読んで、浜矩子さんに関心をもち、図書館で検索して「経済は地球をまわる」(浜矩子著、ちくまプリマーズブック、01年7月刊行)という本を借りてきました。期待にたがわずユニークな人でした。最も気に入った言葉は、 『良きエコノミストた…

環境問題が経済・技術を発展させる

「この国の未来へ」(佐和隆光著、ちくま新書)を読みました。 【本書は、地球環境問題をめぐる、私の一般読者向け著作の2冊目である。一冊目は、京都会議の直前に刊行された『地球温暖化を防ぐ』(岩波新書)である。二冊目の本書は、・・・「環境の世紀」…

「おとな二人の午後」

数日前、プールの帰りに図書館(プールの3階)をのぞくと新着本の棚に沢山本が並んでいる。手にとって見ると、寄贈本です。本の整理に困惑したら図書館に寄付すれば、きちんと整理しておいてくれます。 面白そうな本は?と眺めて2冊借りてきました。一冊は…

「ぼくが医者をやめた理由」

という本を読みました。この本、意外に拾い物でした。先日、博多に泊まった夜、ホテルの近くを散策したら、古本屋のチェーン店があったのでのぞいていて、文庫本の棚に見つけたものです。「これ、読んでみようか」と¥250払って買ってきました。 書名に記…